アーマパーチャナ

食べること

 今の時代は、好きな時に好きなものを好きなだけ食べることができます。甘いものがやめられない、冷たいものが好き、ついつい食べ過ぎる、食べる時間がバラバラだったり、スマホを眺めながら食べたり。

 アーユルヴェーダでは、健康を、食べたものを適切に、必要なものを身体に取り込み、不必要なものを体外に排出することができている状態と定義しています。

 私が学んだビーマバット先生に、『xxxの病気になりました。アーユルヴェーダでの治療法を教えてください』と質問すると、『まず朝早く起きなさい、夜は早めに寝る。食事は適切な量を適切な時間に摂りなさい』とおっしゃいます。xxxに入る病気は、糖尿病でも高血圧でもうつでも不妊症でも答えは同じ。薬をのむより前に生活を整えること。消化力を高めることが病気を治すうえで一番大事だとアーユルヴェーダでは考えます。

お腹にある火

 インドでは、お腹の中には消化のための火 ”アグニ” があると考えます。火が強すぎても、弱すぎても、安定しなくても食べ物は消化しきれずに体内に残り病気の原因となる ”アーマ” になります。火が適切な大きさでも、入ってくる食べ物が多かったり、合わないものだったり、冷たかったら、火は弱ってしまいアーマができます。

アーマパーチャナ

 アーマパーチャナは ”アグニ” を適切な強さにして、働きを立て直し、病気の原因である ”アーマ” を作らないよう、消化力を高めることを目的とします。

◎白湯を飲む
◎小食にする
◎アグニの変動に応じた食事をする  
 朝・夕の食事を少なめにして、アグニの強いお昼にしっかり食べます    ◎アグニの働きを高める食品をとる
 ex.しょうがスライスにレモン汁と塩をふったものを食前にとります    
◎適度な運動を行い汗を流す
◎オイルマッサージをおこなう 

  日常生活に取り入れることで、アグニを正常な働きに整え、簡単な体調不良であれば立て直すことができます。薬をのむ前に生活を整えることを意識したいですね。